fc2ブログ

『泣いていいよ』と伝える

いっこからです。

ずいぶん前のことですが、
家族との関係が
上手くいかなくて悩んでいた頃、
決定的につらい出来事があり、
家族のいないときに
毎日1人で泣いていた時期がありました。

自分が感情をコントロール出来ない
ダメ人間になったように感じ、
家族も信頼できず、
どうやって生きていったらいいのか
分からなくなって落ち込んでいました。

その頃「親の時間」に参加したら、
泣いている私をそのまま
受け入れてくれる人達がいて、
もう1人で泣かなくていいし、
自分を弱くてダメな人間と
思わなくていいんだと、
本当にほっとした
あの気持ちは忘れられません。

『泣いていいよ』という言葉を
かけてもらっただけでなく、
私が自分の気持ちを
話しながら泣き出したときに、
聞き手が私のことを
心配するのではなく、
優しくあたたかいまなざしで
見ていてくれたからこそ、
安心して泣くことができました。

たくさん泣いて、
私は少しずつ自信を取り戻し、
日々の暮らしの中に楽しみを見つけたり、
未来に希望を持って
生きられるようになりました。

家族との関係も変えていけると
思えるようになりました。

そして私も、周りの人に
優しくあたたかい注目を
向けられるようになっていきました。

するとまず、身近にいる子どもの
反応が以前とは違ってきました。

スーパーや地下鉄などで
赤ちゃんと目が合うと、
いつまでもじっと私の目を見ているのに
気づくようになりました。

近所の子と大の仲良しになり、
その子が怒られたときに、
泣きながら私の家にくることもありました。

10代後半になっていた私の子ども達も、
すごくつらい時には話しながら泣き出す、
ということがおこりました。

誰もが優しくあたたかい注目を
求めていて、その中で安心して
素の自分を見てほしいのだと実感しました。

注目は出来るようになったけれど
「親の時間」の方法を知らない人に
『泣いていいよ』と伝えるのは
ずっと難しかったです。

私の親は、
『泣いても何の解決にもならない、
弱虫で、はた迷惑なこと』
という態度だったので、
私は子どもの頃から
泣きたい気持ちを押し殺して
生きてきました。

「親の時間」ではいいけど、
それ以外の所では
みんなそう思っているんじゃないかと
思い込んでいて、
『泣いていいよ』と言うのは怖かったのです。

それが最近ようやく、
周りの大切な人達に
『泣いていいよ』と
伝えられるようになりました。

教えられたことを
そのまま言うのではなく、
私自身が知っていることや
思っていることを、
自信を持って素直に
話せるようになったからだと思います。

言えるようになってみると
それはとても簡単なことでした。

私がそういう風に変わったら、
話し相手がおとなでも
悩みを話しながら
泣き出すことが時々あるのです。

そんな時ほとんどの人が
涙を拭きながら『ごめんなさい』と言います。

今の私はリラックスして優しく伝えます。

『あやまらなくていいよ。
今はつらいのをがまんしないで、泣いていいよ』

いっこ
スポンサーサイト



プロフィール

わこ

Author:わこ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR