何で勝手に決めるの?

まきちゃんの原稿です。

私が毎週楽しみにしているTV番組に
「スーパープレゼンテーション」
という番組があります。

毎回、アメリカで行われている
「TED」という講演会に招かれた人たちの講演を、
一人だけとりあげた30分番組ですが、
話す内容、年齢、性別、国も様々で、
面白くて話し手にどんどん引き込まれてしまいます。

貧しい人の価値観を尊重した村を作った人の話、
村にあるものだけで風力発電を作った青年の話、
オーケストラの指揮者が語った優れた指導者とはなど、
考えさせられるものから、思わず笑ってしまうものまで様々です。

最近では「When to help someone? Shut up and listen!」
という講演がありました。
「人を助けたい? なら黙って話を聞け!」
が日本語訳のタイトルです。

「親の時間」のお互いの話を聞き合う中で、
親として子どものそばにいて感じることと
通じるものがあり、面白かったので紹介します。

話し手はイタリア出身の男性で
技術援助のNPOの代表者です。
当初アフリカのザンビアの人たちに、
農業技術を教えたくてイタリアントマトと
ズッキーニの種を持って意気揚々
ザンビアを訪れたそうです。

なのに、ザンビアの人たちは農業に
関心を示さなかったため、
今度は、わざわざザンビアの人をイタリアに招いて
技術を教えました。

さて、ザンビアに種を蒔き1年経って、
イタリアの物より大きいトマトがザンビアの地に
たわわに実り熟したのですが、
200頭のカバに全部食べられてしまいました。

ザンビアの人たちの「だから農業はしないんだ」
という言葉に愕然とし「何で早く言わなかった!」
とやり返すと「だって、お前達は、
何故俺たちが農業をやらないのかと
質問しなかっただろう?!」
と言われたそうです。

彼は調べました。
こんな失敗を他の国はしなかったのか。
結果、そこに住む人の話を聞かずにした
「間違った援助」を行った国が数多くありました。
彼曰く、「自分はまだましだった、
何故ならカバに餌をあげられたから」

そこで彼が学んだのは
「援助は与えるものではなく、
必要とされて初めて上手くいくんだ」
ということだそうです。

そして、人に関わりたいと思ったとき、
自分の考えを先に話すのではなく、
まず、相手の話に耳をすまして聞く。
途中でさえぎったりしないで、
秘密を守り、信頼を得ること。
それまで辛抱強く待つこと。

ここで私が付け加えたいのは、
どうしても自分が口を出したくなったら、
「親の時間」のような信頼できる仲間に
その思いを聞いてもらうこと。
だから、信頼できる仲間作りは大切です。

みんなも子どもの頃思わなかったですか?
「おかあさん! 何で勝手に決めるの?」

まきちゃん

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「援助は与えるものではなく、
必要とされて初めて上手くいくんだ」
ほんとその通りだね!まきちゃん。
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