母を亡くして思うこと

いっこからです。

母が、苦しんだ末に天国へと旅立った。

寄り添って過ごした最後の夜、
波のように痛みがやってくる中、
母の心臓のあたりに手を当ててみたら、
トクトクトクという音が伝わってきた。
多分私が一番最初に聞いた、なつかしい音。
涙があふれてきて、思わず
「最初はいつも一緒だったね。
母さんのこと、大好きだよ。
母さんの所に生まれてきて、
本当によかったよ。」
と、話しかけた。

痛みでもうろうとしている母の耳に、
聞こえていただろうか。

長女として生まれた私は、
いつからか母を助ける役回りになっていた。
ずっと、それが当たり前だった。

甘えたり、だだをこねたり、
困っていることを打ち明けたりして、
母を煩わせることは、ほとんど無かったと思う。
そういう意味では、母は何でも話せるような
安心できる人ではなかった。

だけど、
『私のことを、どんなことがあっても、
いつも大切に思っている人』
という確信はあって、
それが私の大きな支えだったように思う。

その母がいなくなってしまった今、
『母さんの大きな愛があったから、
私は今も幸せに生きているよ』
と、私は心の中で語りかけている。

いっこ
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:わこ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR