5歳のお友達

いっこからです。

Aちゃんとけん玉

近所に住んでいたお友達のAちゃんは5才です。
この夏引っ越しして、ちょっと遠くに行ってしまいました。

Aちゃんの引っ越し2、3ヶ月前だったでしょうか。
我が家に遊びに来て、使い古したけん玉を見つけました。
「あっ、これ知っているよ。むずかしいんだよ」
「やったことあるの?」
「こうやって、こうなって、ここに乗っかるんだよ。
ぼくは、上手く出来ないの。」
「そっかー、出来なかったんだ。」
「やってみようかな」
そして、けん玉の玉をブーンと回して
大きい方の皿に乗せようとしましたが、
かすりもしませんでした。
Aちゃんは、私の方をチラッと見ました。
そし て、何回かやった後「やっぱり出来ない」
と言ってけん玉をしまいました。
「じゃあ、何して遊ぼうか?」
と聞くと、しばらく考えてから
「やっぱりけん玉やろう」
と言って、また遊び始めました。
そこで私は一人応援団になりました。
Aちゃんは1回やるごとに私の顔を見ます。
「あーあ」
「おしーい」
「だめだー」
「さっきよりお皿の近くに行ったね」
「できないなぁ」
「いつかきっとできるようになるよ」
「あっ!」
「もう少しだったね!」
何回も繰り返しているうちに、
ついに玉がピタッとお皿の上に乗りました!
Aちゃんは目を見開いて、
口を大きく開けて私を見ました。
声は出ませんが、全身が喜びであふれています。
そしてすぐ、二人で大騒ぎになりました。
「見て見て見て!」
「すごい!頑張ったねー」
「出来たー!(ガッツポーズ)」

その日の午後,自分の家に帰っていた
Aちゃんがたずねてきて
「けん玉、家になくて練習出来ないから、
貸して欲しいの」
と、けん玉を持っていきました。

お引っ越しの日、Aちゃんのお父さんとお母さんが、
けん玉を返しに来ましたが、
そのままプレゼントしました。

けん玉が大好きになったAちゃんに、
楽しい時間を一緒に過ごせたことありがとう、
と伝えたいし、また声を聞きたいです。

これを書きながら『電話してみようかな?』
という気持ちになりました。

いっこ
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

わこ

Author:わこ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR