『痛い!」を聴いてもらうと。。。

今日は、わたしの原稿です。

こどもが、走って、ころんだら
「いたい!」と大声をあげて泣きます。

たいていのおとなは、
「ころんだぐらいで泣いてはいけない」とか
「泣いても痛みがとれるわけではない」
と子どもの時に言われてきていて
自分でもそれを信じているし、
「人前で泣くのは恥ずかしいこと」
と認識しているので、
「いたい」と言って泣いているこどもに
寄り添って聞くことがなかなかできません。

でも、泣くことが、身体の痛みを取るのに
とても有効だと、知っているおとなは
こどもの傍に寄り添って、
ただ泣くのを聞いていると
こどもは、痛かったのが嘘だったかのように、
また走り出します。

『また転んだら痛いから、走るのはやめよう』
とは、思わないようなのです。
『多分、また転んだら泣こう』
とは、思っているかもしれませんが。

おとなは、こどもの真似をしようと思っても
転んだぐらいではなかなか泣けません。
ます、痛いし、恥ずかしいから
ころばないようにしようと気をつけます。

でも、いつかただ「イタイ」と言って泣く、
こどもの真似をしてみたいと
思っていたわたしに、良いチャンスが訪れました。

今もって、何が原因だったのか不明なのですが、
先日急に歯が痛くなり、
あまりの痛さに眠れなくなってしまいました。
ただ、急激な痛みには波があって、
痛みが和らぐときには、ウトウトできます。
けれど、拷問のような急激な痛みが引くことはなく、
その晩はほとんど眠ることができませんでした。
わたしは、鎮痛剤を使わないことにしているので、
家に常備もしていません。
でも、その日はさすがに、
痛み止めって必要かも。。
と少し思ってしまいました。

やっと外が明るくなったので、
起きてみたら、寝ている時のような
痛みは少しだけ薄らいだので、
まずは、「親の時間」のクラスをやってから
歯の対策をしようと、決めました。

そして、朝のクラスの中、
他の人の話しを聴いている時や、
わたしが、クラスのリーダーとして
話している時は、痛みをごまかすことが
できるのですが、
わたしがクライアントになって
話しを聴いてもらう番になると、
痛みははげしくなるのです。

わたしは、クラスの中で
クライアントになった時合計20分間
ただ、「歯がイタイ、痛い、いたい」
とだけ言って、カウンセラー役の人に
聞いてもらいました。

夜中に一人で痛みを感じていた時と、
誰かの温かい注目があって痛みを感じるのとでは、
感じ方が全く違いました。

一人で痛みを感じていると、いろいろな
不安感が押し寄せ、とても孤独になったのですが、
目の前に人がいて、優しく見守ってくれると
安心して(?)痛みだけを発散できるのです。

そうしたら、不思議なことに
本当に痛みがとても緩和されたのです。

その日、歯の痛みはどんどん薄らいでいき、
夕方には全く感じなくなっていました。
その夜は、本当にぐっすり眠ることができました。

まだまだ、小さなこどもの様に
「また痛くなったら、イタイって泣けるから大丈夫」
と、かんたんに思えないおとなのわたしですが、
何か、とても大切な経験をしたように思います。

わこ





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