知床トレッキングツアー

まきちゃんからです。

子どもの夏休みに合わせて家族で
知床、弟子屈町、帯広と旅をしてきました。

上の娘は残念ながら行けなかったのですが、
5年ぶり4回目の知床で、自然を満喫してきました。
今まで船に乗って海から知床半島を
眺めてきたのですが、今回は
初めて知床の森を歩いてきました。

「親の時間」の「心と体の声を聞くクラス」の
合宿に参加してからすっかり自然が好きになった私は、
この日の為にトレッキングシューズを新調して
普段も足慣らしに山道を歩いたりしていたのに、
前日、ガイドの方に予約確認の電話を入れると
前日からの雨のせいで「長靴で行くので…」と言われ、
私のトレッキングシューズは車でお留守番でした。

ガイドの女性と待ち合わせた場所に着くと、
私達と一緒に参加する女性も一人いて
全員で5人の少人数のトレッキングが始まりました。

小雨が降る薄暗い森の中は、伸びたワラビや
笹がいっぱいで、時々熊の糞や熊が冬眠で
使っていた巣穴を見つけました。
また、所々に鹿の骨が散らばっていて、
ガイドさん曰く、冬を越せず餓死した鹿が、
雪が解けた季節のキツネや、
熊の餌になり、その残骸だそうです。
私が見た骨は、子鹿かメス鹿のものでした。
オス鹿は角があるので、頭蓋骨のそばに
角がおちているそうです。
でも、私があちこちで見た頭蓋骨の
そばには落ちていませんでした。

そんな森の中の説明を受けながら
小学生の娘の背丈ほどもある
笹薮をかき分け、所々でガイドさんが
大きく手を打って、熊に自分たちが
居ることを知らせながら進んで行くと、
雨が急に止み、蝉が一斉鳴きはじめました。
そして木立がなくなり視界が広がり、
太陽がカーッと強く照り始め、
黄色の花が一面に咲き、
風にそよいでいる原っぱに出ました。
「風の通り道」と呼ばれる場所だそうです。

私はあまりの美しさに思わず
「なんか怖い!夢じゃないよね?」
「あれっ?死んだのかな?」
と口走っていました。
それを聞いたガイドさんが笑って
「大丈夫ですよ、ちゃんと生きてます」
と答えてくれました。
「天国」にはまだ行ったことがないのですが、
きっとこんな所ではないのかなと思ったのです。
来たことがあるような、妙な懐かしさも
あってとても不思議な体験でした。
ちなみに咲いていた黄色の花は
鹿が嫌いな花で、食べないので
原っぱ一面に残っているのだそうです。

一緒に参加した奈良県出身の女性とも
道中会話をしたのですが、とにかく
北海道の気候と自然が大好きで、
今回の旅でほぼ道内を隅々まで
行ったと話していました。

出来れば仕事を辞めて
北海道に移住をしたいそうです。
そして毎回このトレッキングに
申し込んで、ガイドさんとすっかり友達になり、
北海道での職探しのアドバイスを
貰っているのだそうです。
本当にガイドさん並みに詳しい人でした。
でも、今の仕事の転勤で、
北海道はもとより、日本からも遠ざかり、
今は中国の大連にいるそうです。
何故?どうして?とたくさん
質問したくなる人でした。

そんなこんなで、森を抜ける最後は
草を食む鹿に2mくらいの距離で見送られ、
3時間予定のトレッキングで、
みんながすっかりうちとけ、
ガイドさんの説明も盛り上がり、
少し時間をオーバーし、
「また、ここで会いましょうね」と
さよならをして解散となりました。

冬もスノーシューを履いての
トレッキングもあるとのことで、
大連の彼女が去年の写真を見せてくれました。
夏とは違い、厳しい荒々しい海と
真っ白な雪のコントラストがきれいな写真でした。

流氷が接岸する3月にまた行こうと計画しています。

まきちゃん
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

以前、まきちゃんがアシスタントをしてくれた和子の基礎クラスに参加していたものです。

今日、道新の記事を読んでとても共感し、久しぶりの名前を見て嬉しくなりました。
子育て中の立場になって、また聞き合うことをやりたくなりました。

知床の大自然、体も心も喜んでいたでしょうね!
プロフィール

わこ

Author:わこ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR