負けるのも勝つのも楽しいスペシャルタイム

いっこからです。

こどもとスペシャルタイムを取るときには、
おとなの方が強くてよく知っているのだから
こどもに教えたり、導いたりするのが当たり前、
という常識的な関係を取り替えっこして過ごします。

こどもには「これからあなたがリーダーだよ。
あなたがやってほしいことは何でもやるよ」と伝えます。

おとなの方が弱くて頼りない役割を引き受けて遊ぶと、
こどもはおとなの考えに左右されないで、
こども自身の考えや判断でリーダーシップを
とって遊び始めます。そうして、そのおとなのことを
信頼し安心すると、自分の気持ちを態度で表したり、
言葉で伝えられるようになるのです。

だからスペシャルタイムをとる時は、
トランプでも将棋でも、勝ち負けが
つく遊びではおとなは必ず負けるようにします。

私はこれをやるとき、負けるために
頭をフル回転して楽しく遊ぶという実感がないまま、
スペシャルタイムなんだから何とか負けなきゃ、
負ければいいんだから手抜きでいい、
という気持ちでした。

「親の時間」のスペシャルタイムのクラスでは、
おとな同士でスペシャルタイムを
とることを順番にやっていて、
10月は私のスペシャルタイムの番でした。

必ず勝てるのってどんな気持ちなのか
実際に体験したら、子どもと
スペシャルタイムをとるときにおとなの私が
負ける意味が分かるかもしれないと思い、
トランプのババヌキをやってみました。

絶対に勝てるんだと思ったとき、
今までババヌキをしていた時とは
違う考えが浮かんできました。
前の人がババを持っていることが分かっても、
私はそれを引いても引かなくても
勝てるのだから、簡単に勝っては面白くないのです。
それで、あえてババと思われる
カードを引いてみました。

『私がババをもっている限り
ゲームが終わらないね、うっふっふ。』
するとみんなは、次の人が私のババを
早く引くように、と応援し始めました。

私以外の人が、『あっ、あっちゃった』と、
あがろうとしたときには、他のメンバーが
『そういうときは、合ってないことにするんだよ』
『私、本当ならもう2回もあがっているよ』
と、普通トランプで遊ぶときには
ありえない会話で盛り上がりました。

勝ちたいと思って遊んでいたときには、
考えているようでもすごく狭い範囲で
考えていたんだなと気づきました。

競争よりも楽しく遊ぶのを優先するのって気持ちいいし、
いろんな方向から柔軟に考えるコツが
ちょっとだけ分かったと思います。

すてきなスペシャルタイムをありがとう。

今の私は、こどもとトランプをする
チャンスが訪れるのを心待ちにしています。

いっこ
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