子どもを応援する

今日はいっこの文章です

「親の時間」に行き始めて半年以上たち、
話しを聞いてもらうこと、聞くことが少し
身についてきた頃のことです。

当時高三だった息子の様子を見て、
何かすっきりしない、
煮え切らないものを感じて、
私も不安でした。

ある日、このままじゃいけない、
ちゃんと話しを聞いてみようと決心し、
「もうすぐ三者懇談だけど、
あなたの様子を見ていると、
大学に行きたいようにみえないし、
このままでは、お母さんも先生に
何を聞いたらいいのか分からなくて困っているの。
君は本当はどうしたいと思っているの?」
と聞いてみました。
すると、「大学は受験するけど、
このままだったらどうせ落ちるから、
その次の年に就職試験を受ける。
やりたい仕事がある。」
というのです。
一瞬私の頭の中は混乱しそうになりましたが、
「やりたい仕事があるけど、
1年間何もしないで自由に
過ごしてみたいって思っているの?
落ちるために受験するつもりなの?」
と聞いてみました。
すると、「いや・・・一応大学を受験だけはしないと
いけないのかと思ってた」
というのです。
確かに、私も夫も、多分先生も、
回りの大人は皆、息子の大学進学を前提にして、
こうした方がいいとか、
こうしたらこうなるとか、
人生の先輩として導かなければ、
という気持ちで話していました。
彼の気持ちに全く気付かずに。。。。
私は思わず、
「大学に行くつもりがないのなら、
受験しなくてもいいんだよ。
もちろん、1年猶予期間がほしいなら、
受験しなくてもそうしていいよ。
あなたが、自 分でよく考えて、
本当にそうしたいと思うことなら、
お母さんは応援するよ。」
と伝えました。

その後しばらくして、息子は夫にも
「おれは大学にいきたくないんだ」
と伝えたようでした。
担任の先生も、息子の話に応えて
素早く対応してくれたようで、
その後の就職活動は息子がリーダーシップをとり、
私が心配して何か言っても
「大丈夫 だから口出ししないで」
と言われる始末でした。

息子は今、社会人として
ずいぶんたくましくなりました。

あの時、私が「あなたは、どうしたいの?」
と聞いていなかったら、
進学するつもりもない息子を
受験に向かわせることになっていたかもしれません。
だったら、今の親子関係はどうなっていたろう・・・
と考えることがあります。
もしかしたら、彼の無気力さにイライラして、
関係がすごく難しく なっていたかもしれません。
あの時,息子を信じて話を聞いてみよう、
と思えて本当によかった。

そして、全てのお母さん、お父さん、おとなに、
伝えたいのです。
「子どもは自分のことをよく考えていて、
問題 を解決していく力をもっているよ。
そのときに、誰かおとなが一人でも話しを聞いて
子どものやりたいことを応援してくれたら、
子どもにとって、大きな力になるよ」と。

いっこ
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