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自分の考えを大切に

としみからです。

児童虐待のニュースを目にすると、
私自身の初めての子育てを思い出し
他人事とは思えなくなります。

私の妊婦生活は、いいお母さんになりたい一心で、
母親学級に参加したり、育児雑誌、
専門書を一生懸命読んだりして過ごしました。
私にとって母乳と布おむつは、
いいお母さんの条件でした。

病院も母乳育児を推進している病院を選び、
産まれてすぐに分娩台で授乳をし、
その後も母乳以外は与えない徹底ぶり。

これで私も絶対にいいお母さんに
なれるはず…と思って退院しました。

十分な母乳が出ず、娘はお腹が満たされない為に
四六時中泣いているし、おっぱいを
常に吸わせる状態が続きました。
頑張っても、頑張っても毎日楽にならず、
心も体もヘトヘトになっていました。

母乳に布おむつをやっているのに、
いい母親だという満足感も
喜びも湧きませんでした。
思っていたのは、この状態がこれからも
ずっと続くのかと気が遠くなる思いでした。
いいお母さんになることは、
私にとって苦しみでしかなかったのでした。

相変わらず、泣いてばかりの
我が子が可愛いとは思えませんでした。
「こんなに頑張っているのに、
なんで泣くの!私が何をしたと言うの!」
そう叫んでいました。
もう限界でした。布団の上に
子どもを置き襖の戸をピシャッと閉めたり、
泣き叫ぶ子どもをこのまま落としたら…と想像したり、
平常心が保てないこともよくありました。

悲しい事にその後、子どもは1歳半で白血病になり
7歳になる前に亡くなってしまいました。

病気で子どもを亡くした経験から
「親の時間」に出逢い、私は気がついたのです。
大切なのは、母乳や布オムツだけではない、
母と子どもの気持ちも大切だということです。
子どもが可愛く思えない理由が必ずあります。
私が苦しくなるまで母乳に拘った理由は
私の子供時代にありました。

生まれた時から病気ばかりしていた私を
母は失敗作のようにこう言いました。
「なんで体が弱いんだろう、
粉ミルクで育てたのが
やっぱり悪かったんだろうか」
「体さえ健康だったらね」
この話は、私が熱を出すたびに言われ続けました。
だから、母乳で絶対に育てようと決めていました。

強く硬い気持ちが、自分を追い込んだ上に
周りを見えなくさせて、更には母乳を与えること以外
考えることすら出来なくされていたのだと思います。

もし、苦しいと思って育児をしていたとしたら、
それは自分に無理をしているのかも知れません。
そのやり方は自分に合っていないのかも知れません。

「親の時間」では、そんな苦しい気持ちを聞き合い、
自分がどうしたいのかを気づくことができます。

社会に溢れる情報に左右されず、
自分から沢山の考えを
生み出せるようになるのです。

今私は母親として生きると同時に、
一人の人として幸せな人生を歩むことを
大切に生きています。

そして、どの母親も幸せに
生きられる社会になることを願っています。

としみ
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