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娘との関係修復

匿名さんからです。

私と現在23歳になる娘との間で起こった出来事です。

幼い頃から娘に対して文句ばかり
言い続けていたせいか、高校生になった時には
私たちはひどくギクシャクした関係になっていました。
会話も少なく、一方的に私が話すばかりで
徐々に寂しさを募らせて行きました。

そんな私はどうにかして関係を修復したいばかりに、
せめて「行って来ます」「行ってらっしゃい」の挨拶を
交わしたいと考えました。
何故ならふたりにとって挨拶が
最期の砦と感じていたからです。

毎朝「行って来ます」を言って欲しいと
強く訴えましたが、娘はそれを受け付けてくれず、
玄関で激しい言い争いを繰り返しました。

こんな事を続けていた為、私たちの間には
もはやどうにもならない程深い溝が出来ていました。

思い詰めた私は、とうとう母親であることを諦め、
家政婦になろうと決心しました。
家政婦なら事務的な冷たい私への対応も
仕方ないと割り切れるはずと思ったからです。
とても辛い決断でしたが、当時は
それしか方法がないと考えたのです。

けれども、或る日そんな気持ちを
「親の時間」のクラスの聞き合う時間に
聞き手役(カウンセラー)の人に
打ち明けたことが有りました。

たったひとりの娘ともうまくやれず
絶望の中に居た私にその聞き手は
キッパリと私の決心に対して
「本当にそれで良いと思っているの?」と
改めて私に問いかけてきたのです。
これまでその聞き手からの言葉が
きっかけでわたしは何度か人生を
修正して来て、それがわたしの自信
につながっていたので、その問いかけが
力強い励ましに変わりました。
それで私はもう一度だけ
頑張ってみようと奮起したのです。

私にとってその時のやりとりが光となり
何度か挫けそうになりながらも
娘の私に対する不満や、怒りの言葉を
聞き続けました。
もちろん、周りの「親の時間」の仲間の
手を借りたのは言うまでも有りません。

暗闇の中でもがきながらも
娘との重大な危機を乗り越え、
信頼関係を再構築出来た今だからこそ
実感することが有ります。
あの頃挨拶を交わすことにすがった私でしたが、
ただの挨拶有りきではなく、お互いに
尊重している間柄に挨拶を交わすことが
伴うことに気付きました。

近頃は娘とふざけ合ったり、軽口を飛ばしたりと
安心出来る関係になったことを
しみじみと嬉しく感じています。
                                                                        
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