私の小さなカミングアウト
いっこからの文章です。
私は40代から白髪が目立ち始めました。
その頃子どもが小学生で、
授業参観に行ったときに、
『私の頭が白髪だと、
子どもが恥ずかしい思いをするかもしれない』
と気になって、髪を染め始めました。
それから10年、試行錯誤をして、
自分でも染めた髪の色が気に入っていました。
ところが、今年に入って美容室に行くのを
ちょっとサボっていたら、
根元の方の白髪がだいぶ目立ってきました。
それを見て、
「髪を染めるのって、けっこう面倒だなー。
時間もお金もかかるし。
このまま染めるのをやめたら、
私ってどんな風に見えるんだろう」
と いう思いが湧いてきたのです。
そして、「ありのままの髪の色だと
どういうことが起こるのか確かめてみよう!」
と決心しました。
そう決めると、スッ と心が楽になった感じがしました。
それから、実際にどんなことが起こったのか、
聞いて(読んで)下さいね。
まず、美容師さんに「染めません」と告げると、
「染めるのをやめようとした方を何人も知っていますけど、
地の色が伸びてきてまだらになったときに、
周りの人から色んなことを言われて、
ほとんどの人が挫折しているんですよ」
と教えてくれました。
すると逆にファイトが湧いてきて、
どんなことを 言われるのか楽しみになったのです。
「染めた方がいいよ」と若い人が言いました。
「そりゃあ、染めた方がいいっす」と別の若い人も言いました。
「白い髪もすてきだけど、あなたはまだ若すぎる」と友人。
「私も実は、同じくらい白いんだ」と別の友人。
「おばあちゃん」これは、小さい人とおままごとをしていて。
「あなたって、何歳なの??」とは、職場で初対面の人。
「いいんじゃない」息子。
「好きにすれば」娘。
「私には関係ないから」これも娘。
夫は最初なぜか、ちょっとあせっているようにみえました。
「だいぶ目立ってきたな」
そして最近、
「髪が白くなっても何も変わらないな。
特に老けたように見えないし。
髪の色、あんまり見ていなかったんだなあ」
それから、「すてきね」という人も何人かいましたよ!
「いいね。私ももう1回染めるのやめてみよう」と、
同士もできました。
その友人と私が歩いているのをみたもう一人の友人は、
「ダブルホワイトだー」と言って、ひとしきり白髪談義。
こんな風に、様々な言葉を聞いたのですが、
私はいつも、「この髪の色、結構気に入っているの」と、
穏やかな気持ちで伝えてきました。
ありのままの自分を好きでいていいんだって思えると、
怖いものなしだなーと実感しました。
髪を染めるのをやめただけなのに、
ヨロイを1枚脱いだような、かろやかな気分を
味わっています。
いっこ
私は40代から白髪が目立ち始めました。
その頃子どもが小学生で、
授業参観に行ったときに、
『私の頭が白髪だと、
子どもが恥ずかしい思いをするかもしれない』
と気になって、髪を染め始めました。
それから10年、試行錯誤をして、
自分でも染めた髪の色が気に入っていました。
ところが、今年に入って美容室に行くのを
ちょっとサボっていたら、
根元の方の白髪がだいぶ目立ってきました。
それを見て、
「髪を染めるのって、けっこう面倒だなー。
時間もお金もかかるし。
このまま染めるのをやめたら、
私ってどんな風に見えるんだろう」
と いう思いが湧いてきたのです。
そして、「ありのままの髪の色だと
どういうことが起こるのか確かめてみよう!」
と決心しました。
そう決めると、スッ と心が楽になった感じがしました。
それから、実際にどんなことが起こったのか、
聞いて(読んで)下さいね。
まず、美容師さんに「染めません」と告げると、
「染めるのをやめようとした方を何人も知っていますけど、
地の色が伸びてきてまだらになったときに、
周りの人から色んなことを言われて、
ほとんどの人が挫折しているんですよ」
と教えてくれました。
すると逆にファイトが湧いてきて、
どんなことを 言われるのか楽しみになったのです。
「染めた方がいいよ」と若い人が言いました。
「そりゃあ、染めた方がいいっす」と別の若い人も言いました。
「白い髪もすてきだけど、あなたはまだ若すぎる」と友人。
「私も実は、同じくらい白いんだ」と別の友人。
「おばあちゃん」これは、小さい人とおままごとをしていて。
「あなたって、何歳なの??」とは、職場で初対面の人。
「いいんじゃない」息子。
「好きにすれば」娘。
「私には関係ないから」これも娘。
夫は最初なぜか、ちょっとあせっているようにみえました。
「だいぶ目立ってきたな」
そして最近、
「髪が白くなっても何も変わらないな。
特に老けたように見えないし。
髪の色、あんまり見ていなかったんだなあ」
それから、「すてきね」という人も何人かいましたよ!
「いいね。私ももう1回染めるのやめてみよう」と、
同士もできました。
その友人と私が歩いているのをみたもう一人の友人は、
「ダブルホワイトだー」と言って、ひとしきり白髪談義。
こんな風に、様々な言葉を聞いたのですが、
私はいつも、「この髪の色、結構気に入っているの」と、
穏やかな気持ちで伝えてきました。
ありのままの自分を好きでいていいんだって思えると、
怖いものなしだなーと実感しました。
髪を染めるのをやめただけなのに、
ヨロイを1枚脱いだような、かろやかな気分を
味わっています。
いっこ
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