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思わぬ再会

まきちゃんからです。

我が家の定番スパゲティーメニューの中に
「パセリとベーコンのスパゲティ」があります。
給料日前の節約レシピで
よく食卓に登場するスパゲティです。

そのスパゲティレシピを教えてくれた人を
偶然テレビで見かけました。

先日夕方の北海道内のニュース番組を見ていたら、
「車椅子で四国を一周する女性」の
特集があり、レシピを教えてくれたその人でした。

彼女は札幌市内に住むシングルマザーです。
13年前、子ども達にクリスマスプレゼントを
買って帰る途中、車の接触事故で
頸椎を痛め、左半身に麻痺が残り、
車椅子の生活になったとのことでした。

そのハキハキした話し方と
特徴のある声、その人の名前に
聞き覚えがあったので
注意深く番組を見ていたら、
私の娘と同じ幼稚園に通っていた子の
お母さんだとわかりました。
娘が幼稚園に通っていた頃、
親子で仲良くしていてました。

その頃、彼女は二つくらい
仕事をかけ持ちしていて大変そうでした

働き者で、明るくて、人懐っこい人柄の、
優しい彼女のことが私は大好きだったので、
何か力になりたくて、
共通の友達と何度か彼女に
ご飯のおかずを持っていったり、
話を聞いたりしていました。

ある日おかずを差し入れに行った時、
「いつもご馳走になってるから、
今日は良かったら一緒に食べてって」と
言って作ってくれたのが
「パセリとベーコンのスパゲティ」でした。
簡単で、お財布にも優しいうえに
美味しくて、すぐに作り方を
教えてもらったのを憶えています。

彼女はそのテレビ番組の中で
「シングルマザーだから、女だから、
経済的に無理だから、を
出来ないことの言い訳にしてきた。
でも、それはもうやめようと思った」
と、話していました。

それを聞いて、私自身も
彼女と同じようなことを理由に、
諦めていたことがあったのを思い出しました。

今でも自分ができないことの
言い訳にしていることもあります。
でも、「親の時間」で話を
聞いてもらいながら、
この諦めの気持ちが、
私に勇気や行動力がなかったからではなく、
社会の仕組みや、親、女性に持たされる
役割や差別が大きく関わっていることを知りました。

このことを知ってるのと
知らないのとでは大違いです。
私はすごく楽になりました。
自分を責めることが少なくなりました。
同時に周りにいる人たちが、
私を責めてくる怖い人ではなくなりました。

そして、一番は子どもと一緒にいる時間が
辛くなくなりました。

彼女は事故後暫く引きこもり、
時間をかけて自分と向き合い、
自分自身を取り戻したそうです。

今、四国を車椅子で走っているのは
障害を持つ人の夢を実現するための、
募金活動なのだそうです。

娘たちが卒園して、彼女が引っ越してから
疎遠になってしまったけれど、
番組内で紹介された彼女の
ホームページに応援メッセージを送りました。

番組の最後に小樽港から
四国へ向かう日のインタビューで、
「どうですか?これから四国へ
向かうお気持ちは?」と聞かれて
「まずは、やってみないとわからない!」
と、答えていた彼女がとても印象的でした。

まきちゃん

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