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義父をお家で看取る

ふーちゃんからです。

先月、夫の父親をお家で看取りました。
義父は最後まで病院に
入りたくないと言っていたため、
家族で相談して
お家で看取る事を決めました。

私は看護師でお家で看取る経験が何度かあり、
それが穏やかな死だと
以前から思っていました。
そして、義父を身近で看取り
「医療処置は最小限にして
なるべく自然な形で死を迎える事が
1番安楽な死である」と確信しました。

義父は、
『延命処置はせず、基本的に口から飲食物を
取れなくなったら何もしない』
という方針でした。

急な発熱に関しては少量の薬を使用しました。
痛み止めもたくさん処方されていたのですが
「おとうさん、今痛くない?苦しくない?」と
いつも聞く度に、
「痛くない」と穏やかに答えていました。
結局、亡くなるまで
1度も痛み止めは使いませんでした。

段々と眠っている時間が長くなり、
1日23時間くらい眠っていました。
それでも、父は亡くなる3日前まで
訪問入浴で柚子湯に入れてもらい、
好きなお寿司も食べていました。
手伝ってくれるヘルパーさんには
亡くなるまでダジャレを
言っていたのが印象的でした。

亡くなった日は、
お昼頃に「水くれ」と
大きな声で呼んだそうです。
義母が、トロミをつけたお水を
ゴクンゴクンと飲ませた後に
大きなため息のような呼吸をして
目を閉じ、眠ったのかなと思うくらいに
安らかに亡くなったそうだす。

その日、私と夫が交代する事になっていたので、
すぐに駆け付けました。
その時は、まだ私達と同じ位の体温で
義父の身体は温かかったです。

なくなった日は休日だったので
死亡確認は臨時の先生が来ました。
普段は大学病院の乳腺病棟の
医師をしている30才くらいの若い先生でした。

「僕、実は乳がんの末期の人たちが
亡くなっていく病棟なのですが、
こうやって家族に見守られながら
亡くなっていくって素晴らしいですね。
僕の病棟の亡くなっていく患者さんたちは、
コロナの事もあり、
殆ど家族と面会が出来ないんです。
もちろん亡くなる時もです。
在宅の素晴らしさを見させてもらいました。」
と目に涙を溜めて話してくれました。

色々と大変な事もありましたが、
「親の時間」の仲間に話を聞いてもらい、
『今、1番大切なことってなんだろう?』と
常に良く考え、その度に自分の決断から
ブレずにいる事が出来ました。
本当に感謝です。

そして、私もこんな死に方がいいなと
思いました。

ふーちゃん
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